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最終話 最後の晩餐(後半部分、警視庁捜査一課9係のネタバレ注意) [水曜9時の刑事ドラマ]

こんばんは。
まださくら署の女たちはまだ放送されておりませんね。
放送される前にさっさと書いてしまいますか。

前半部分はこちら

最終話 最後の晩餐(後半部分)

浅輪と青柳は警視庁の地下駐車場にいた。
やはり二人は捜査に向かうのであった。
目的地は石黒を乗せて消えた小柳と言う女性が住むマンションであった。
一方、係長は参事官と一緒にとある神社で話し合っていた。
石黒が逃亡して自ら罪を認めた状況でもはや9係が追える様な事態ではなくなったことと、検察がまだ石黒の消息を掴めていないこと、そして係長が頼んだ現場のワインがいずれも同じワインだったことを言うと全て忘れてと言って参事官はその場を去った。

一方、二人は小柳のマンションに着くが、既に検察の車が到着していた。
それを見ると青柳は浅輪に車の中で張りこむように言うと一人車から降りた。

ここは東京の町から離れた静かな山里、そこに小柳は人目を忍ぶように貸別荘に入った。
そこで食べるものを買ったと言いかけた時彼女は絶句した。
一方、その頃、浅輪が張りこんでいると倫子から電話があり、倫子は浅輪が何か勘違いしているか心配していたが、浅輪は平気だと言うと電話を切った。

翌朝、貸別荘の管理人がその別荘を確認すると小柳は胸部被弾で死んでいた。
それは浅輪達にも伝えられ二人は現場へ直行した。
二人が到着する時には現場の所轄の山梨県警河口湖署の刑事達が現場検証をしていた。
青柳は捜査責任者と偽ると浅輪と一緒に捜査をした。
死亡推定時刻を地元の鑑識に聞くと死亡推定時刻は昨日の午後5時から7時までの間で死因は近くから発車された弾による胸部被弾で即死であった。
すると青柳は小柳の所持品から携帯を取り出すと青柳は携帯に不慣れだといい浅輪にそれを操作させると一件メールが残っていた。
その内容は石黒検事が彼女に大切な話があると言ってここに連れ出したことを示唆させるような内容で受信日時は昨日の午後5時10分であった。
石黒は足手纏いとなった彼女を殺したのだろうか?
浅輪が一脚のイスを見ると一ヶ所何かによって擦れたような痕があることに気がついた。
そんな時東京地検の追っ手が現場にやってくると青柳は浅輪を窓から逃がし、東京地検の追っ手を立入禁止のテープで縛ろうとしたがそれをかわされてしまった。
しかし、時間稼ぎには充分だったようで浅輪は一人車に飛び乗ると一目散に走り去った。

係長は一人、現場に残されたワインを探して試飲を続け、山梨の勝沼まできてしまった。
そこで係長は地元のワイナリーで試飲するとこれだと言う顔をした。

青柳が現状を報告すると事態は拙い状態になっていた。
石黒は学生時代は射撃部所属で銃の扱いには長けていたのだった。
そんな事も露知らず浅輪は東京の町を走っていた。
すると水道工事の渋滞に阻まれてしまった時浅輪は見覚えのある人に出会った。
それは青柳の彼女の妙子であった。
浅輪はすぐさま車から降りると妙子を説得して青柳に合うよう言い、そして本気で戻る気になった時突然黒ずくめの男が浅輪に向かって発砲し、妙子が浅輪を庇う形で撃たれてしまった。
浅輪は妙子の名前を言い続けた。

妙子はすぐさま病院に運び込まれて青柳の元にも伝えられると青柳は病院に駆けつけた。
そこで浅輪は現場を伝えると青柳に謝った。
すると青柳は浅輪に病院だから静かにしろと妙子は自分より他人の事を心配する帰来があると浅輪に伝えた。

その夜、矢沢は妻の早苗に妙子さんが撃たれた事を告げるとこれから生まれてくる自分達の子供のために刑事をやめられないと告げた。
生まれてくるこのために少しでも社会を平和にすることを決意したからだ。
それを告げると早苗はすぐさま病院に行くと言い、青柳と一緒に犯人を捕まえるよう頼んだ。

主任はつかさを呼び出すと今自分が抱えている事件の都合上これ以上安西参事官に迷惑はかけられないからこの誓約書にもサインを入れられずもしかしたら別れなければならないかもしれないとつかさに伝えるとつかさは誓約書を破り捨てると主任がやり太陽にすれば言いし、自分はそれについて行くだけだと言った後キスをするよう要求して、主任は熱い口付けを交わすとその場を立ち去ったのだが、つかさは放心状態となっていた。

青柳は病院から立ち去ろうとすると小宮山が呼び止めた。
青柳が妙子に酷い目に逢わせた奴を殺しに行くと言うと小宮山は当然止めた。
すると青柳は自分は妙子がいなくなると何もなくなってしまうと言うと小宮山は何もなくなってしまうというのは自分の事をさすものだと反論した。
夜時々一人でなく事もあると言うと小宮山は続けて妙子さんが意識を取り戻した時にあなたは刑事としているべきだと言い思いとどまらせた。

一方その頃、浅輪は雨にうたれていた。
妙子さんが撃たれたことで相当ショックを受けているようだった。
そんな時偶然俊介が現れて風邪ひくよと言って味噌汁を渡して運命的だなと呟くとその場を去った。
その事を言うと宮原は傘くらい渡せよと俊介に言うが俊介はそしたら自分が濡れると反論すると倫子は傘を持たずに店を飛び出した。
それを見て宮原はお前より浅輪を選んだというと俊介はそんなのは当然だといった。
そして二人は愛し合っていると言うことも。

倫子は浅輪の元に向かうと浅輪は倫子に妙子さんが重体だと言うと、自分が悪いんだと嘆くと倫子はかつて自分の母が死んだ時も係長は必死で犯人を追っていて、当時は酷いと思ったが、仕事するようになってからはまだ許せないがそんな状況でも働いて凄いと言うと犯人が捕まったか聞くとまだと浅輪が答えると倫子は今すぐ着替えて仕事するよう叱咤激励した。
それを聞いた浅輪はすぐに自宅へ向かった。

その頃係長は是枝刑事部長に注意されて今回のヤマの事を全て忘れるようにと言われたが、何人も人が殺されて民間人が負傷したこの事件を忘れる事は出来ないと反論した。

翌朝、妙子さんを撃った弾丸は2年前の暴力団の抗争で使われた改造拳銃だと判明した。
それを使っていた組員は服役中だが、その裁判に当たった担当検事が石黒であった。
やはり犯人は石黒なのだろうか?
そんな時最悪な結論が出てしまう。
参事官が係長に石黒が睡眠薬を飲んで拳銃自殺をしたと伝えたのであった。
それを説明すると浅輪は石黒が犯行を犯すとは思えないといい、他の部下の目にも迷いはなかった。
それを見ると係長は参事官のいる部屋へ直接言いに行くことにした。
係長は拳銃自殺する奴が毒薬ならまだしも睡眠薬を飲んで拳銃自殺する人がいるだろうかと言うと参事官はいるかもしれないと言った。
しかし、係長は食って掛かり石黒の死体がどこにあるのか聞くと参事官はその場所を言った後清掃員呼ばわりすると実際に係長と浅輪は清掃職員に成りすましてその場所に忍び込んだ。
そして石黒検事の死体を見ると腕に束縛されていたような痕があり、シャツの袖にも同じ位の汚れがついていた。
それは河口湖の貸別荘のイスについていたそれと同じもののように。

すると浅輪は理沙子を河口湖の貸別荘に連れて行くとそこにあったイスを調べさせた。
鑑定の結果、イスに付いていた痕は石黒検事の腕に付いていた束縛痕と彼のシャツについていた汚れの原因と同じロープであることが判明した。
つまり、石黒はイスに括り付けられていた状態であったのだ。
そんな人物がどうやって人を殺せるのだろうか?
よくよく考えて見ると射撃部に所属していた人が拳銃で人殺しをするのは変であり、携帯のメールが残っているのも犯人から見れば明らかに軽率である。
詰まり誰かが石黒に罪をなすりつけようとしたのだろうか?
すると係長が買ってきたワインを取り出した。
そのワインは信州山梨の勝沼で出来たワインで銘柄はうすい85と言う希少なワインであった。
それは係長が現場に残っていたワインと判断したワインであった。
犯人はどうして手に入りにくいワインを選んだのか言った後事件の関係者で勝沼に住んでいたのが2人いるというと係長は言った。
一人は第1の事件で殺された篠原で、もう一人は東京地裁の寺岡判事であった。
そして2年前の暴力団の裁判の担当判事も寺岡であった。

9係は動き出し、浅輪は寺岡判事を追い、主任と小宮山は立政大学に向かい当時の講師に聞くと主任はこう呟いた。
「決まりだな」
そして青柳と矢沢は勝沼に向かい聞き込みをしていた。
係長は病院に向かい、現在犯人を捕まえるために動いていることを矢沢の妻の早苗に伝えた。

そして東京地裁の前でまっていた浅輪の元に3台の覆面パトカーが集まる。
係長達であった。
浅輪たちは地裁の中に踏み込むと寺岡のいる法廷に向かうと寺岡は判事の席で固まっていた。
それを見ると青柳はそこじゃなくて被告席じゃないのかと言うと寺岡は6人でここまで来たとは褒めて差し上げましょうと言うと青柳は要らないと跳ね返した。
そして9係一行は寺岡が犯人であると示した。
寺岡は偏った思想の持ち主で学生時代の卒論はハムラビ法典の賛美で「目には目を」が寺岡の基本姿勢であった。
寺岡は篠原と5年間戸籍には残っていないが同居していた。
その時に彼の母を亡くしたのだ、篠原の今で言うドメスティック・バイオレンスで。
それに耐え切れなくなった彼のは母85年に踏切に入って電車に撥ねられ死亡した。
その時寺岡は悪人がきちんと処分されるような社会を作ろうと思い、人よりもはるかに多く勉強して判事となったが、社会は彼の正義を果たさせようとはしなかった。
被疑者の人権と言うものを不要と思ったのであった。
そんな時に彼の目の前に篠原が再び現れて彼は有罪判決を下したが、控訴審で逆転無罪にされそれを不服に思って寺岡は自らの手で死刑、いや、私刑を下したのであった。
石黒検事の扱う事件の犯人を狙ったのは彼に罪を擦り付けるためではなく彼を尊敬していたから彼の負けた事件の犯人に私刑を下していたのだった。
しかし、石黒はそんな彼を心配して小柳と一緒に寺岡を自首させようとしたのだが、そんな話に寺岡が乗る訳もなく、石黒のコーヒーに睡眠薬を混ぜて彼を眠らせた後小柳にメールを送ったのであった。
そして石黒の近くで小柳を射殺して、寺岡はこれからも正義のための処刑は続けるといった後、すぐに殺そうとしたが、石黒が警察も動いていると言うともう少し生かすべきだと判断して、浅輪を狙って撃ち、妙子が撃たれたのであった。
そして拳銃自殺に見せかけて石黒を射殺したのであった。
犯人を特定させるようなワインを残したのは聖なる儀式だからだと寺岡は言ったが、係長は聖なる儀式ではなくただの人殺しだと言った。
そして寺岡は9係一行の前で自分は裁判のプロだから無罪になると言い、続けて自分の聖なる儀式はまだ始まったばかりだと言った。

裁判所を出て、浅輪が寺岡を車に乗せようとした時に青柳が寺岡を殴りだした。
顔に何発か拳を振るっていた時に矢沢の携帯が鳴り、用件を聞くと矢沢は青柳をとめて、妙子さんが意識を取り戻したことを伝えると青柳はすぐさま病院に向かった。
病院に着いて、妙子を見ると、妙子は9係の人達が気付かなかったことに気がついた。
この事件の間ずっと青柳は分け目が逆だったのであった。
そして二人の間には優しい時間が流れていた。

小宮山とさやかは居酒屋で焼き鳥を食べながら話し合っていた。
小宮山のおかげでさやかは特大スクープを手に入れることができて、これから頑張るぞと言うのを見て小宮山はまた男に振られたのかと聞くとさやかはあっさりと認めた。
合コンの時に25と言えばよかったと後悔しているさやかをよそに小宮山は同僚に恵まれていると呟くとさやかは小宮山を大丈夫かと聞いた。
さやかは小宮山の同僚が変人ばっかだからだというと続けて小宮山が主任になって改革すべきではないかと言うと小宮山は乗り気になった。

主任は新しい誓約書を見て驚いた。
以前の誓約書は紙切れ一枚だったが、今度はきちんとした本となっていた。
その誓約書の第1条はつかさの要求に応じてキスをするとことなっていた。
理由はこの前のキスでかなりしびれたからだと言った。
そしてキスを応じるつかさに主任の体は動いてしまうのであった。

矢沢夫妻の赤ちゃんのための準備は万全でもう何をしようか迷うほどであったが、二人はある重大な事を忘れていた。
それは原稿の締め切りで、それは水曜日(恐らく事件から1週間は経っている)で今日であった。
それを思い出して二人は慌てた。

係長と参事官は警視庁の庁舎の見える丘で歩きながら話し合っていた。
参事官は今回の事件も見事に解決したと言うが、係長はもし失敗したら見捨てる気だったのではないかと言うと参事官はそんな事はしないと反論した。
すると係長は過去に自分が捨てたような感じだなと言うと参事官はもっといじめるというと係長が言うとそれは勘弁してよと言うと参事官はデートを要求するが、それも係長が勘弁すると参事官はわがままだなと怒った。

一方、その頃浅輪が警視庁庁舎を後にしようとすると俊介が旅支度をしていた。
俊介は助けてくれたことを感謝して一枚の絵を浅輪に渡すと旅に出た。
それを持って浅輪は宮原の店にいる倫子に見せると浅輪は好きな人に付いて行くべきだと言うと倫子は店を出る。
あさわは倫子を追い、朝輪は好きな人と一緒にいるべきだというと倫子はそうしているじゃんと感情的に言うと浅輪が何か言いかけた時に係長から電話が入り、この続きはまたあとでと言うと浅輪は絵を持ったまま一目散に走り出した。
そして係長と落合うと車に乗って走り出した。
係長は俊介の残した絵を見て係長は浅輪にこう言った、「この絵の君、カッコ良過ぎない?」
浅輪はこう言う感じじゃないと答える。
二人にはなぜか笑顔がこぼれていた。

↑2007年6月20日(水)20:00~21:54(JST)テレビ朝日系列放映分の20:54~21:54(JST)の部分より

感想
いやー、警視庁捜査一課9係もついに最終回を向かえて、最後のスト紹ですねぇ。
まださくら署まであと50分(執筆当時)残ってますねぇ。
いやー、間に合いました。
さくら署は………別に良いか(ぉぃ)
そう言えば寺岡と言う判事は狂った審判者(ユエ)さんでしたね。 たぶんPTSDの域に入っている気がします。 しかし、検察も最初はけんかを売られていたと思われていたが、最後は警察によって自らの職員の無実を証明されましたね。 しかし、テレ丘と言う判事はドラマには描かれなかったものの弾劾裁判にかけられるのだと思います。 そしたらまずクビは間違いないでしょう。 クビになって、裁判で有罪判決を受けて、それから脱獄犯となって再び9係に現れるのでしょうか? それともスペシャルに続くとかでしょうか? どちらにしても覚えておくべき存在かもしれませんね。 さて、次に書く時は……10月の相棒でしょうか? その時に放映済みの作品はオフィシャルでネタバレスト紹されていれば書く方としては感想だけで充分ですので(ぉぃ) まぁ、9係ではスペシャルかシーズン3で(笑)


2007-07-11 20:13  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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