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第4話 楽園の悪魔(警視庁捜査一課9係のネタバレ注意) [水曜9時の刑事ドラマ]

こんばんは。
筋肉痛になってしまったWorld_someoneことこの世の誰かです。
痛いよ~。
電車のボックスシートで足を伸ばしたいよ~~。
と言うわけで痛い足を抱えながら参りたいと思います(イテテ)

今回の事件って氷のように冷徹な悪魔のような園長と太陽のように温かいココロを持つ刑事(デカ)の話ですね。
こう言うのってハートウォーミングストーリーと呼べるのでしょうか?
まぁ、視聴者の判断する事ですからね。
さて、本当に参りましょうか。

第4話 楽園の悪魔

ある朝少年は立ち尽くしていた。
少年の目線の先には園長先生が首を吊って死んでいた。
そしてその少年の保護者と思われる女性が現れてその少年を園に連れ帰そうとしたが、園長が首を吊って死んでいるのを見るとその女性は腰を抜かし悲鳴を上げた。

一方、その頃あるマンションに一人の男が愚痴をこぼしながらベランダに立っていた。
青柳刑事である。
すぐさま彼の相棒の矢沢刑事が現れ部屋の中に連れ戻すとそこは戦場のような雰囲気を持っていた。
矢沢の妻の早苗がもっている連載マンガの締め切りは当の昔に過ぎているようで急いで仕上げなければならない状況であった。
青柳は手伝いたい気分ではなかったが、彼女の妙子にカッターの刃を出されながら帰るかと言われて多少大人しくなった後矢沢にしゃしゃられて少々怒ったところに電話が鳴る。
早苗は原稿催促だと驚くが矢沢が出ると相手は出版社ではなく先程の園からであった。
内容は園長が死んだという内容であった。
早速矢沢達は所轄へ急行しそこに報道陣が集まっていることに青柳が疑問を持ったが、早苗は園長が全国養護施設名誉賞を持っていたからこれだけの報道陣が来ているのだと言う。
そして霊安室で園長と無言の対面を果たすが矢沢は奇妙な事実を所轄の警官から知らされる。
園長は首を吊っていたが死因は溺死だと言う事実を。

青柳と矢沢は9係の刑事部屋に向かうと報告を開始した。 死亡したのは高村園長で養護施設のあおぞら園の園長であった。
死因は先程も書いたが溺死で被害者は河か沼のような場所で殺されて、肺からはゾウリムシやミジンコがうじゃうじゃいると報告すると加納係長がゾウリムシは河のような流水ではなく池や沼、たんぼ等の止水状態の場所にいると突っ込むと一同は感心した。
そして青柳は報告を再開し、被害者は池や沼のような場所で殺され、神社まで運ばれて首吊りを装った状態にされたと推測を語った。
死亡推定時刻は深夜1時から2時の間である。
しかし、浅輪刑事は疑問を抱き、コンピューターを操作していた小宮山刑事に地図を表示するよう頼み、地図が表示された。
しかし、現場となった神社にもあおぞら園の近くにも池は存在しなかった。
それと、何故首吊り自殺に見せかけなければならなかったのか、今の段階では刑事達にはわからなかった。
小宮山刑事と村瀬主任は矢沢に被害者と知り合いなのだから恨みを持つ人物はいるかと聞いたが、矢沢は園長が恨みを買うような人間ではないと答えるが、青柳は矢沢にこの世に完璧な善人などはいないと言い、偽善家の高村は一人や二人恨みを持った人間を持ってると言うと浅輪が偽善家じゃなくて慈善家だと突っ込むと青柳はどっちでもいいと反論した。
そして再び矢沢の方に向かってわかったかと言うと矢沢はわかりません、あなたのような人がわかったような口で言わないでほしいと反論した。
そして二人は口論となっていると主任が割って入り聞き込みに行くからあおぞら園の場所を教えてほしいと矢沢に聞いて一行はあおぞら園に向かった。

あおぞら園にいる子供は全部で10人で、全員身寄りのない子や親に育児放棄をされた子供たちであった。
職員は園長を除けば第一発見者の職員だけであった。
この施設は善意ある人たちの寄付で成り立っている為余分なお金を掛けられないのだ。
主任は事件当夜の園長の足取りを聞こうとしたが、その職員は通いで午後9時には帰ってしまうほか、子供たちも2階で寝ている為わからないと答えた。
死体を発見した朝に園に来たのは7時で、その時園長と第一発見者の隆太君がいないことに気が付き、近くの神社に向かうと園長が……と言うことであった。
そして園長の評判を聞くと矢沢から聞いたはずだと答えるが、あくまで参考までに聞いてみただけと小宮山が言うと、主任と小宮山は何かあるなと言う目で職員を見つめた。

そして場所は園庭に移るとそこに矢沢と第一発見者の隆太君がいた。
矢沢が幾つかの質問をしても竜太君は黙ったままであった。
そこに先程の職員が現れて矢沢にそっとしておいてと言うと続けてこの子は大好きだった園長先生が死んでいるのを見て子供心に相当なショックを受けていると説明した。
矢沢もそれは理解していると言うと職員は発見当時竜太君は呆然と立ち尽くしていたと説明した。
さらに矢沢は現場で何か見たかと聞くと職員が竜太君から聞いた、この子は何も見ていないと強気の態度で反論した。
本当にそうなのか矢沢が聞くと竜太君は無言で頷いた後、あさっての方向へ向かい、職員は追っかけた。
そこに主任と小宮山が来て職員の事を矢沢に聞くと矢沢は子供思いの優しい女性だと言いかけた時、彼女の事を疑っているのかと小宮山に聞くと、今の状態ではよく分からないけど、どうも様子がおかしいと矢沢に伝えた。
一方、浅輪と青柳は園内にいた。
浅輪が矢沢の妻の早苗が書いた絵を見ていると青柳が矢沢が気になることを言うと浅輪が素直に謝ったらどうかと言うと、青柳は何について謝らなければならないとかと質問すると、浅輪は自分の慕っている人のことを散々に言われたら誰だって怒ると青柳に説明した。
すると青柳は刑事の仕事は誰にだって疑う事だろと反論すると浅輪は高村の人生を語りだした。
高村は城南大学の教授だったが、真の教育を求めて大学を辞めて身寄りのない子供や、恵まれない子供のために人生を捧げているからこれは凡人には出来ない事であり、立派な人格者だと青柳に説明した。
そして壁にかけてある表彰状を見ると浅輪はそれが立派な証明だと言うと青柳はただの紙っぺらが何の証明になるのかと反論した。
すると浅輪は矢沢と一緒にやってほしいと言うと子供たちだってこんなに楽しそうにしているではないかと言うと係長も子供たち楽しそうだねと言う。
しかし、どうも様子が変だ。
大好きだった園長先生が死んだのに子供たちは明るそうだ。
浅輪は係長に疑問をぶつけると係長は子供たちの方が大人よりも素直だと言った。
すると、係長の足元にボールが転がってきて係長はそれを拾った。
そこに子供がやってきて『ありがとうございます』と言うと、係長は『どういたしまして』と答えた。

そして一行は警視庁に戻った。
主任と小宮山は廊下を歩きながら話をしていた。
その話は被害者の話であった。
被害者の肺から検出されたプランクトンの量は大森池のプランクトンの量と同じであった。
しかし、大森池は現場からかなり離れていた。
浅輪は地図で大森池を指すと遺体発見場所から大森池まで直線が引かれる。
すると、その直線は10kmであった。
しかし、どうして大森池で殺してわざわざ遺体発見場所場で持ってきたのだろうか?
すると、矢沢が立ち上がると青柳が静止した。
どこへ行くのかと聞くと大森池だと答える。
そこが殺害現場であるならば付近で目撃とか物証とかあるかも知れないというと、主任はもう所轄に応援要請をして聞き込みを開始していると答える。
そして青柳も何興奮しているんだと言うと浅輪が矢沢に何か言いたい事があるというと強制的に浅輪に回された。
そして浅輪は一呼吸置くと矢沢に本当に園長先生が子供たちから愛されていたのかと聞くと、それはどう言う意味だと浅輪に聞き返す。
浅輪は子供たちの様子が変で全然悲壮感がなかったと言うと子供たちは園長先生が亡くなったと言う実感が湧かないだけではないかと言うと浅輪がそうかなと言う反応を見せると矢沢がどう言うことなのかと迫ると浅輪はもしかしたら、園長と子供たちの関係が自分たちが思っている感じとは逆なのではないかと言うと矢沢は関係が良くなかったのかと聞き返すと浅輪はそうだと言った。
すると、二人は口論となり浅輪が最近青柳に毒されていると言うと青柳が呼び捨てにするなというと状態はますます拗れてしまった。
それを見て小宮山は主任が止めに入るべきだと言うが、主任はどぎまきした状態であった。
すると係長が突然入り、炊き出しをしようと言うと一同は唖然とした。

翌日、あおぞら園に9係は炊き出しをする目的でやってきた。
浅輪は何故炊き出しなのか聞くと係長は大変な時こそみんなで力を合わせるべきだと答える。
実は浅輪は係長が自分と同じ疑問を持ってここへ探りに来たと思ったのだが、それが誤解だったのかと愚痴をこぼしていると係長はそれを聞いてないのかカレールーの調合を行っていた。
そして浅輪がどれぐらい煮込むのかと聞くと二日間だと係長が答える。
カレールーの調合を見て浅輪が子供の口に合うかと聞くと係長は小さい時から本格的な味を覚えさせた方が良いと言うが実はちょっと辛いと小声で言うと浅輪が『ですよね~』と言うと市販のカレールーを取り出すと係長は『出来合い?!』と聞くと浅輪も『いけません?!』と聞き返すと、係長は最近気が短くなっていないと言うとなってませんと怒り気に反論した。
そんな二人をよそ目に主任と小宮山は職員と話し合っていた。
刑事さんたちも忙しいのにわざわざこんな事をしてくれなくてもと言うと小宮山はうちの係長は一度言い出すと止まらない性格だからと話した。
そして小宮山がちょくちょく来ると困る事があるのかと聞いていると主任は園の外に不審な人物が園から離れていくのを目撃した。
しかし、そんな事はないと職員は答えたが。
3人の子供が園長の遺影を倒した。
それを矢沢と青柳が見たが、子供たちにもうすぐカレーが出来ると言うと、子供たちは職員室から離れた。
園庭ではカレーがぐつぐつ煮えていた。
小宮山が『ラッキョウ?!』と言うと係長はこのラッキョウはおいしいから子供たちに愛される味だと思う、しかも無添加無農薬だから安全だと言うと小宮山はなに無邪気そうに向きになっているんですかと言うと浅輪が子供たちがお腹をすかせているというと小宮山が係長がラッキョウにこだわっていると言うとこれで良いよと市販の福神漬けを係長に言ながら見せると『また出来合い?』と言うが、浅輪はここは自分がやるから係長は子供たちを呼んできてと言うと浅輪はラッキョウを小皿に入れる。
そして係長は子供を呼びに行くと子供の一人が小さな部品を持っていた。
それ何と係長が言うと、隆太君が神社で拾ってきたと言い、どこの神社かと聞くと園長が亡くなっていた神社だと聞くと係長はそれを子供たちから貰った。
そして皆でカレーを食べようとした時青柳が水を持ってくると子供たちの態度が急変して文字通り水を差してしまった。
矢沢もどうしたと聞くがみんな黙りこけてしまった。
小宮山も浅輪も聞くが矢沢の時と同じであった。
青柳が何かしたかと聞くと絶対何かしたと言うムードになってしまった。
職員がさあ、食べようと言うが子供たちは固まったままだった。
青柳が浅輪に何もしていないよねと聞くが浅輪は微妙な反応をした。
そして、係長はコップの水に何かあるという目をしていた。

一行は刑事部屋に戻ると子供たちがコップの水に脅えていたのか疑問に抱いていた。
浅輪も普通ではなかったと言うと青柳が矢沢に見たことを報告させた。
子供たちが遺影を倒していた事を。
それを聞いて小宮山は子供たちが何か隠していると睨んだ。
そして主任も職員も何か隠していると睨んだ。
すると、矢沢がもう一度園の子供たちに聞いてくるといって刑事部屋を後にすると青柳も出て行って主任と小宮山も刑事部屋を後にした。
浅輪が係長にどうするかと聞くと係長は先程園の子供から貰った部品が何なのか調べてほしいと頼んだ。

そして係長は遺体発見現場にいた。
そこに誰かいたが、係長は木を調べているあまりそれに気づいていなかったようだ。
一方、例の職員は街を歩いていたが、主任と小宮山の尾行に気が付いていなかったようだ。
するとその職員は男と会っていた。
その男は主任が園の外で目撃した男であった。
小宮山に状況を聞いてみるとどう見たってヒモ男に貢いでいる女にしか見えないと答えた。
そして事情聴取を行うと決めると小宮山は二人に接近した。
機会をうかがって主任は反対側に回り込むと主任と小宮山は二人を取り押さえると園に連れてきた。
どうして逃げたのかを聞いたら、二人はユウスケが園長から金を脅し取れと職員が言うとそのユウスケは園長が評判と違いろくでなしだと言うと4人の刑事は疑問に抱き、それが何なのか二人に聞くと二人は園長の幼児虐待の事実を語り始めた。

ある日の食事時、園長は子供たちにテーブルを見るように言うと今日も豪勢な食事にありつけましたねと言うと、それが誰のお陰なのかと子供たちに言うと子供たちは『園長先生のお陰です』と答えると、園長は大学教授の地位を捨ててまで子供たちの面倒を見る人物が他にいるかと聞くと子供たちは『世界で園長先生だけです』と言うと園長は、自分がいるから子どもたちが生きていける訳であり、これが真の教育だと言うと、突然お腹の鳴る音が鳴り、園長は『誰?』と表情を急変させ『またきみか。』と言うと自分の教育理念が……の餌より劣るのかと言うと君が死んでも誰も悲しまないと言うと竜太君に向かって言うと隣にいた女の子が隆太君が昨日から何も食べていないと言うと園長はその女の子に『お前が変わりに怒られたいのか』と刺々しく言うと女の子は涙ぐみながら『ごめんなさい』と言った。
そして園長は竜太君にそんなにお腹が空いているのかと聞くと竜太君は無言で頷き、園長は水差しとコップを取ると子供は無邪気が一番であり、お腹いっぱいになるまで水を飲みなさいと言うと竜太君は水を飲む
するとお代わりを注ぐと2杯目でお腹いっぱいになった筈なのに園長はさらにお代わりを注ぐ。
半分コボしながら竜太君は飲み、それを飲み終えると竜太君は泣き始めてしまった。
子供たちがコップの水を恐れていたのはそのためであった。

主任と小宮山は互いの顔を見つめあい、青柳は矢沢に自分の言った通りではないかと言った。
すると、矢沢は子供たちのいる部屋に向かい、子供たちに自分の話を聞いてほしいと言い、子供たちの注意を自分に向けさせた。
すると、矢沢は子供たちが幸せに暮らしていると思っていたが、実際はそうではなくて、それを知らなかったことを心から詫びた。
そして子供たちの心境を知らなくて本当にごめんなさいと子供たちに詫びると今度は竜太君を抱いてごめんと言うと子供たちは泣き出した。
すると、子供の一人が矢沢がどんぐりさんなのかと聞くと矢沢はその子供にどんぐりさんはどんな人かと聞くとどんぐりさんは竜太君を守ってくれる人だという。
矢沢は竜太君にどんぐりさんは誰なのかと聞くが、竜太君は知らないと言う。
その夜、矢沢は妻の早苗を連れてあおぞら園に来ていた。
そして矢沢は昼間聞いた事実を早苗に伝えると矢沢の子供がほしいと思っていたが、まだお母さんになれないなと言った。
しかし、矢沢は刑事のくせに子供たちの心境を見抜けなかった自分が悪いんだと言うと早苗は矢沢に事件を解決して子供たちを助けてほしいと頭を下げた。

翌日、係長は相変わらず遺体発見現場を調べていたが、係長は石の下に紙切れがあることに気がつき、係長はそれを拾ってみるとそこに竜太君の名前が書いてあった。
そこに電話がかかってくる。
相手は浅輪であった。
内容は子供から貰ったのが何の部品なのかわかったと言う内容であった。

刑事部屋に全員そろうと青柳は浅輪に園長の正体を報告した。
園長は最悪な人で、大学を辞めたのは真の教育を求めるのではなく、学長選に惨敗したからだった。
挫折を味わった人が子供をああするのは当然だと青柳が言うと矢沢が青柳に向かって『すみません』と言うと小宮山が浅輪君の感が当たったわねと力なく言うと浅輪はうれしくないと答えた。
そして浅輪はどんぐりさんが誰なのかと聞くと矢沢はわからないと答える。
今度は主任が浅輪に係長が何しているのかと聞くと浅輪が説明しようとした時係長が『お待たせ~』と言いながら大きな機械を持ってきた。
小宮山が何かと聞くと係長は噴霧器と答えて、犯人はこれで園長を殺したのだと推理した。
恐らく、園長は大森池で殺されたのではなく、犯人は大森池の水を使って溺死させたのだろう。
しかし、どうしてそうしたのかは子供たちが無理やり水を飲まされたから園長に無理やりに水を飲ませ死なせたのだと言う。
恐らく、子供の関係者だと思われるが、子供は殆ど身寄りがないと言うが、係長は子供を捨てた親だと推理する。
子供を捨てたからと言っても必ずしも子供への愛情がなくなったとは限らないからだ。
しかし、一番傷ついているのは第一発見者の竜太君である。

青柳と矢沢は竜太君の母親を見つけて事情聴取をしようとしたが顔も覚えていないと言われてしまう。
そして二人はマンションを去る際、矢沢があんな母親の下で幸せになれるかと言うと青柳が今まで不幸だからってこれからも不幸になるとは限らない、幸せとは自分で掴み取るものだと言った。

刑事部屋に戻ってくると矢沢に収穫を報告した。
先程のろくでなしの母親の他に父親の事を報告した。
父親の名前は白倉ケンジで元斗会組準構成員で平成11年に他の暴力団員を傷つけたとして傷害罪で2年間服役していた。
出所後は清掃会社に勤務していて、事件の数日前から無断欠勤しているという。
また、行方は掴めていない。
清掃会社ということは噴霧器を使っているから、恐らく、噴霧器は会社のものなのだろう。
住所を聞くと浅輪は大森池の近くではないかと聞いて小宮山は地図を出すとその通りであった。
また、白倉は自分には大切な宝があると同僚に伝えていて稼いだ給料はどこかに送金していたと言う。
恐らく、稼いだ給料をあおぞら園に寄付していて大切な宝と言うのは竜太君のことだろう。
主任は白倉ケンジの犯行と見て間違いないといい、青柳が白倉の立ち寄りそうなところリストを取り出すと浅輪がコピーをしようとした時に係長は矢沢をつれてどこかに行ってしまった。

そのどこかと言うのは遺体発見現場の神社であった。
係長は矢沢に例の紙切れを見れた。
竜太君はそこで手紙のやり取りをしていたのだった。
名前の由来は「どんぐりのはか」と書かれた石に手紙を置いていたからだろう。
ちなみにそのどんぐりと言うのは園の子供曰く団栗好きのハムスターだからと言い、それが死んだからお墓をつくったのだと言う。
どんぐりさんと言うのは文通相手の名前だろう。
恐らく、どんぐりさんと言うのは白倉の事だろう。
矢沢は竜太君を張る事を決意して白倉が竜太君を置いて遠くに逃げるとは思えないからであった。

その日の夕方、矢沢はあおぞら園を張っていた。
すると隆太君が園を飛び出し、神社に向かい、どんぐりの墓に向かうとそこに手紙を挟むと園に戻った。
矢沢はその手紙を盗み読むと元に戻した。
当たりも暗くなっても矢沢は神社を張っていた。
そこに係長が差し入れを持ってやってくると係長に状況を聞くと浅輪たちは必死で白倉の行方を捜しているが、まだ見つかっていないと言う。
そして係長は差し入れを出した。
それは係長が無添加無農薬の山形産コシヒカリで作ったおにぎりであった。
3つじゃ足りないかなと係長が言うが矢沢はいいえと言うが、自分は食べる資格がないという。
係長はどうしてというが、矢沢は白倉が現れなければ良いと言うと、続けて刑事失格ですねと言うと係長はどうかなと言った後続けて何はともあれ食べなよと言い、矢沢に勧めると矢沢は食べ始めた。

翌日、神社に白倉が現れると矢沢が今のお前にその手紙を読む資格はないというと逃げるなと言ったが、白倉は逃げようとして矢沢に捕まり一発殴られる。

そして白倉の身柄は警視庁の取調室に送られた。
矢沢は白倉に手紙を読ませた。
それは隆太君が白倉に逃げるよう手紙を出したのだった。
矢沢は黙秘する白倉に迫ると白倉は語り始めた。
半年前竜太を見つけると学校の帰り道、白倉は知らないおじさんとして竜太君に話しかけた。
竜太君は自分を天涯孤独だと思っており暗く沈んでいた。
白倉は自分が父親だと名乗れない代わりに辛い時に手紙を出してほしいと頼んだ。
白倉は自分の給料をあおぞら園に寄付していた。
園長が善人だと信じて、そして償いも兼ねて。
園長の本性を知ったのは一週間前で竜太の手紙で知った。
竜太は白倉に心配をかけないようにずっと隠してきたが、ついに虐待に耐えかねて白倉に辛い心境を伝えてきたのだった。
その手紙を見た白倉は翌日直接竜太に会い話を聞いた。
園長先生にお前が死んでも誰も悲しまないと言われると白倉に叔父さんに自分が死んだら悲しんでくれるよねと聞くと白倉は竜太が死ぬものか、何かあったら自分が守って見せると言った。
白倉は園長を懲らしめるつもりで、池の水を飲ませて園長に子供たちの気持ちを味あわせたかったのだと言う。
そして結果として溺死してしまい、首吊りに見せかけたのだと言う。
自分が捕まったら竜太が悲しむと思ったからだと涙ぐみながら語った。
そして矢沢に自分が父親だと隆太に伝えない様にしてほしいと伝えると矢沢はお前は父親じゃないと言うと肺と涙ぐみながら答えると矢沢はどんぐりさんとして手紙を書くように言うと、手帳から紙を一枚取り出す。
そして白倉は手紙を書いた。

そして9係は後の対応を考えていた。
隆太君への事情説明であった。
隆太君のためにどんぐりさんが園長を殺したことを伝えるのかと浅輪が矢沢に聞くと矢沢はそのつもりだと言う。
しかし、浅輪は大丈夫なのか疑問に思う。
青柳も隠していてもいつかはばれるのろうと言う。
小宮山も『どんぐりさんの正体が白倉だというのは隠すんでしょ?』と聞くと矢沢ははいと答える。
しかし、村瀬はいつか真実を知る日が来るだろうと言い、小宮山も自分には父親がいると言った方が隆太君の為になるのではないかと言う。
だが、浅輪は殺人犯だから言わない方がと言うが、小宮山は子供を守るためだと言う。
青柳は本人が言わないでくれと望んでいるからそのほうがと言うが、主任は犯人の望みが必ずしも良いとは限らないと反論する。
すると、係長は矢沢を呼ぶと係長は矢沢自身で決めることであり、『君なら大丈夫、あの子が何が一番かそれしか考えていないでしょ』と言うと矢沢ははいと一言言った。

その日の夕方、矢沢は隆太君を連れて例の場所に向かった。
そして矢沢は隆太君にどんぐりさんは自分から罪を償う為警察に捕まったと言い、手紙を読むようにと言うと隆太は手紙を読んだ。
手紙の内容は隆太君を元気付ける為の内容だった。
矢沢はそれを大切に取っておくべきだというと園に戻っていった。
それを影から見ている男が二人いた。
係長と青柳だった。
二人ともなんだかんだ言って矢沢が気になっていたのだった。

後日、あおぞら園は見違えるほどに生まれ変わっていた。
青柳は矢沢夫妻にカネの亡者である事を反省すべきだと言うと一人のスタッフが『理事長、ようこそお越しくださいました』と言うと矢沢は目を白黒させると妙子に青柳が理事長なのかと言うと実はそうなんだと言うが、矢沢が違うと言って、理事長は早苗ちゃんが理事長だと言う。
理事長になったのはこの事件を気に真剣に子供と向き合いたいからだと言う。
早苗ちゃん自身は断ったのだが、どうしてもと言われて理事長になったのだった。
寄付金額は一千万でそれもドルである。
すると倫子が新作のケーキを持ってあおぞら園にやってきた。
早速開けようと浅輪が言って箱を開けるとそこにはおいしそうなフルーツケーキがあった。
そして浅輪は倫子を円からはずしお礼の変わりに温泉旅行に行かないと言うが、倫子は惚けて早速ケーキをかっとしようと言った。
一方、係長はカレールーを再び作っていたが、配合を間違えたのかとても辛かった。

↑2007年5月16日(水) 21:00~21:54(JST) テレビ朝日系列放映分より

感想
これって人情物の中でもハートウォーミングという分類に入るのでしょうか?
冷たい心を持った園長を温かい心を持った刑事の話でしょうか?
今回矢沢刑事は主役的な扱いだったと思います。
そう言えば係長が矢沢に大丈夫だと言うシーンがありましたけどふざけて『何とかなるよ、絶対だいじょうぶだよ。』と言う風に書こうと思いました(バカ)
そう言えば日テレで闇の死置人と言う2時間者の単発ドラマがありましたが、それに出てきてもおかしくなさそうですね。
そう言えば2007年5月25日放映分のMステでSeason-2のEDのジャスミンやってましたね。
こう言うネチネチした事件ばっかりですとやっぱりこう言ったさっぱりとしたEDが心にしみますね~。
そう言えば本来5話として放映されるはずだった監禁誕生会は6月6日に放映されるようです。
さて、続きは殺しの花嫁衣裳で(笑)

そう言えば大森池って

大森池(架空)


実在する場所の名前を変えただけのようです。
あおぞら園の場所も実在する場所の名前を変えただけのようですが、一部実在の施設の名前が書かれています。


2007-05-29 18:29  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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